まぶたの脂肪吸引のメリットとデメリットが知りたい！

まぶたの脂肪吸引のメリットとは？

まぶたの脂肪吸引は、埋没法や切開法などの二重整形手術と合わせて行うことの多い施術メニューです。まぶたの一部を切開し、眼球のまわりを覆っている眼窩脂肪を取り除くことで、まぶたをスッキリと見せることができます。

まぶたの脂肪吸引は、厚ぼったく重たい印象を与えるまぶたをスッキリと見せることができる点が最大のメリットです。まぶたの脂肪が多い方は、なんとなく眠たそうな印象を与え、目を小さく見せてしまいます。また、お酒や寝不足などが原因で、すぐにまぶたがむくんでしまうのも脂肪が多い方の特徴です。まぶたの脂肪吸引では腫れぼったさやむくみの原因となる脂肪を取り除くことでまぶたの腫れぼったさを解消し、目を大きく見せて若々しい印象を作ります。

また、切開する傷口が小さいため、腫れなども少なくダウンタイムが短いのもメリットの1つです。

埋没法や切開法などの二重整形手術と併せて行うことで、より二重のラインをしっかりと出すことができます。実際に二重整形手術とまぶたの脂肪除去を同時に受ける方は多く、脂肪を取り除くことで二重のラインを長持ちさせられるというメリットもあります。

まぶたの脂肪吸引のデメリットとは？

一方で、まぶたの脂肪吸引だけで二重を形成することは難しいのがデメリットです。眼窩脂肪を取り除いても、厚ぼったいまぶたがスッキリするだけで、二重まぶたができるわけではありません。ただ、二重整形手術と併せて行うと、埋没法や切開法だけを行った場合よりも二重のラインがきれいに出て長持ちするといわれています。

また、まぶたの脂肪は取ればよいというものではなく、取りすぎるとまぶたが凸凹したり不自然なくぼみが目元に出来てしまうというデメリットも。適度な脂肪を残しながら余分な脂肪を取る必要があり、医師の経験や知識、技術が非常に重要ですので、「脂肪さえ取ればスッキリできる」といった安易な考えは危険です。

さらに、まぶたそのものの腫れぼったさより、皮膚のたるみが気になる方は、まぶたの脂肪吸引をしても悩みは解消されません。たるみが気になる方は、まぶたのたるんだ皮膚を切除する施術が適しています。

まぶたの脂肪吸引の一般的な術後の経過は？

まぶたの脂肪を取る場合、まずは目のまわりに麻酔をかけ、まぶたを数ミリ切開し、脂肪を除去します。施術中は麻酔が効いているため痛みは感じませんが、施術後2～3時間後に麻酔が切れるとジンジンする痛みを感じるかもしれません。ほとんどの場合は痛くてたまらないというほどの痛みは出ませんが、もし痛みが気になり辛いようであれば、クリニックで処方された痛み止め薬を飲んで安静に過ごしましょう。

施術直後は腫れや赤みが少し出ますが、だいたい2～3日ほどで落ち着いてくることが多いです。ダウンタイムは1週間を見てきましょう。アイメイクは基本的に施術の翌日から、コンタクトは2日後から可能です。抜糸はありませんので、通院も必要ありません。まれに内出血が出ることがありますが、2～3週間様子を見て、おさまらない場合はクリニックで診察を受けてください。
傷口は1ヶ月ほどは赤みが残るかもしれませんが、3ヶ月ほどたてばほとんど傷口が目立たなくなるでしょう。