部分切開法のダウンタイムについて知りたい！

部分切開法手術は腫れる？ダウンタイムの期間は？

二重整形手術は糸で留める「埋没法」とメスを入れる「切開法」に大別されますが、そのうちの切開法の1つが、まぶたの一部を切開して二重を作る「部分切開法」です。なりたい二重ラインに沿って数ミリ～1センチ程度をメスで切開し、医療用の糸を通してまぶたを動かす筋肉と皮膚を固定するか、皮膚と筋肉を癒着させることで二重まぶたを作る方法です。まぶたの端から端まで切開する完全切開法より少ないものの、部分切開法はまぶたを切りますので、程度の差はありますがどうしても腫れたり内出血をおこすなどのダウンタイムは出てしまいます。特に術後は強い腫れが出ることが多いですので、腫れや内出血などがおさまるまでのダウンタイムは術後1週間をめどに考えておきましょう。ダウンタイムの間はアイメイクなど、目やまぶたに刺激を与える行為は控えましょう。
約1週間後に抜糸を行うと、急速に腫れが落ち着いてきます。1ヵ月後には腫れや内出血がほぼおさまると考えていいでしょう。日によって二重の幅が太くなったり狭くなったりと不安定な状態が続くかもしれませんが、3ヵ月後をめどに二重のラインが落ち着いてきます。

部分切開法の手術中の痛みと麻酔について

部分切開法は二重整形手術の中でもまぶたにメスを入れる施術ですので、「目の近くだからすごく不安」「痛みはどれくらいあるのか知りたい」と心配される方は多いと思います。

まずは、手術中の痛みについて。部分切開法では多くの場合、目に麻酔の点眼薬をした後で目元の皮膚に麻酔クリームを塗ります。塗ってから10分ほどたつと、目のまわりの感覚がわからなくなってきますので、切開する部分に麻酔の注射を打って施術を始めます。注射を打つときにチクっとした痛みを感じるかもしれませんが、術中の痛みは感じることはなく、20～30分ほどで終了します。
特に痛みが不安という方は、笑気麻酔や静脈麻酔を使う場合もあります。ただし施術中に眠ってしまうと思い通りに二重のラインを作れない可能性もあるため、各クリニックでは局所麻酔を使うのが一般的です。

部分切開法後の痛みと内出血について

部分切開法の施術を受けた後、2～3時間たつと麻酔がきれると少しずつ痛みが出てきます。クリニックから痛み止めの薬を処方されると思いますので、痛みが気になる場合は処方薬を飲むか、ロキソニンなどの市販薬を飲めばおさまることがほとんど。経験者の多くは術後3日ほどで痛みが消えているようです。
また二重整形手術によって内出血が出るかどうかは個人差が大きく、多く出る人がいればほとんど出ない人もいますし、左右で出方が違う場合もあります。内出血が出たときは、術後1週間ほどで色の濃い内出血はおさまり、2週間後にはほぼ消えることがほとんどです。
なお、内出血の場所は時間とともに下がってくることがあります。これは重力によって内出血が移動するため。見た目はびっくりするかもしれませんが、特に異常ではありませんので心配する必要はありません。
ただし、術後1週間たっても痛みが取れない、目の周囲に強い違和感があるなどして生活に支障が出るようなことがあれば、施術をしたクリニックに相談しましょう。