埋没法のメリットとデメリットが知りたい！

埋没法のメリットとは？

二重のラインに沿って糸を1点～数点留めることで、あこがれの二重まぶたを手に入れることができる埋没法。他の二重整形手術である部分切開や完全切開と違って「メスを入れない」という点で、体への負担が少ないことが大きな特徴です。
また手術自体も、施術時間が10～15分ほどと非常に短く、術後のダウンタイムも約1週間ほど、と圧倒的に短いのも大きなメリット。痛みや腫れもほとんど無いとあって、美容外科施術は初めてで不安、二重整形手術を初めて検討する人の多くが、まずは埋没法を選びます。

相場価格も片目5万円前後とリーズナブルで、アイプチやアイテープを毎日するのは面倒くさい、でもメスを入れるのはイヤ、仕事や学校をそんなに休めない……といった方にとっては「手軽にトライできるプチ整形」として人気ナンバー1を誇る二重整形手術です。

埋没法のデメリットとは？

埋没法は医療用の細い糸で筋肉と皮膚を結んで留める二重整形手術ですので、糸で留めている部分にはどうしても皮膚や重力で負担がかかってしまいます。そのため時間の経過とともに糸がゆるんだり切れてしまい、施術できれいに出ていた二重ラインが消えやすくなるリスクがあるのがデメリットといえます。

手軽なぶん永久的な二重ではないので、もしも消えてしまった場合は再び埋没法を受けるか、別の施術を受ける必要があります。まぶたに厚みがある方や、たるみがある人は埋没法でラインが出づらく、安い埋没法をなんども繰り返して結局高くつく、というデメリットもあることを知っておきましょう。

また埋没法ではまぶたの中に糸を結んで埋め込むので、結び目が透けて見えたり、ぽこっと膨らんで見えることがあります。糸を通すための穴に雑菌が入り、炎症を起こして赤く腫れて膿が出ることも。リスクは少ないとはいえ、まぶたに穴を空けるのですから危険はゼロではありません。

埋没法の“やり直し”に関する注意点

埋没法は二重整形手術の中でもメスで切らなくてすむ反面、二重ラインが消えやすくなるため施術をやり直す方は珍しくありません。埋没法で埋め込んだ糸がゆるんだり切れたりするのは施術から3～5年ほど後のケースが多いようですが、1年未満でラインが消えてしまう人もいれば、5年以上たっても消えない人もいるなど、個人差が大きく予測が難しいのが現状です。そうしたデメリットを知った上で埋没法を受けるかどうか考えましょう。

また二重まぶたのどの部分を何点留めるかによって、埋没法の仕上がりは大きく変わります。施術前にドクターとしっかり話しあい、希望のラインをシミュレーションしておくことが重要ですが、万が一希望通りにならなかったり、糸がゆるんでしまった場合は抜糸してやり直せるのが埋没法のいいところ。ただし何度も埋没法を行うと目が開きにくくなるなどのトラブルを引き起こすことがあります。まぶたの状態やなりたい二重のラインなどによっては埋没法が向かないケースもあります。そうしたリスクやデメリットを理解した上で、ドクターとしっかり相談することをおすすめします。